IT業界でキャリアアップを考えている人がベンチャー企業で働くことには、メリットがあります。では、そもそもベンチャー企業とは何でしょうか。
ベンチャー企業とは、世の中に変化をもたらすような新規事業を行っていく企業のことです。端的に言えば、これまでに無かったようなアイデアを持ち、それを具体化・実現化していく企業のことです。
とりわけ既にある程度の成果を上げながら、着々と成長している企業のことをベンチャー企業と呼びます。大企業に成長していく過程にあるため、そこまで規模が大きくないのもベンチャー企業の特徴です。

ベンチャー企業で働くことにはいくつかのメリットがあります。
たとえば、ベンチャー企業は規模が小さい企業なので一人一人に与えられる裁量が大きいということです。ベンチャー企業の特徴として、実力主義なことや個人個人が判断して仕事を進めていくシステムを取り入れていることが多いことが挙げられます。そのため、新人であっても重要な業務に携わることができるかもしれません。

また、経験が積みやすいこともメリットの一つです。大企業の場合、同じ仕事を繰り返ししなければならないことも多く、与えられた指示に従うことが求められます。
一方、ベンチャー企業では新規事業が多いため、新たな業務に挑戦する機会がたくさんあります。人数が少なく実力主義的な傾向もあるため、若手の意見でも通ることが多く、様々な仕事に携わることができるかもしれません。こうした経験はその後のエンジニア人生において大きな役割を果たすでしょう。
なお、成果は給料にも反映されるためモチベーションアップにもつながります。