IT業界で働くエンジニアは、セミナーの特徴を把握しつつ、自分や自分のキャリアプランに合ったものを選ぶことが重要です。
オーソドックスなのは講義形式のセミナーでしょう。専門分野に特化した講師による講義を聞くことができる形なので、情報収集や勉強するのが好きな人に向いている形式です。講義形式でも実践を伴うものをハンズオンセミナーと呼びます。セミナーの中で実際に作業をしたり、講師からの問題に回答する形式は実戦力を早く身につけたい人に向いています。
新たな仕事を探している人に向いているのは、ライトニングトーク形式のセミナーや交流会です。ライトニングトーク形式のセミナーでは、最後に企業やエンジニアがプレゼンをすることができるため、新規案件の獲得に有利です。
交流会は、その名の通り交流を持つことが主な目的のセミナーです。情報交換や人脈を広げることに役立つため、新たな仕事を獲得しやすくなります。
どのセミナーでも参加することによって最新情報に精通することができるというメリットがあります。海外で新しく発表された情報は、日本語に訳されるまで時間がかかることがありますが、セミナーではそのような情報をいち早く入手することができます。
また、講師による解説からは、そのような情報を業務や今後のキャリアに活かしていくヒントを得られるかもしれません。
セミナーを上手に使えば自身の市場価値を高めることも可能です。たとえ有料のセミナーでも、自分に合ったもので自身の価値を高めることができるものであれば参加するメリットは大きいと言えます。